宮崎県
- 活動報告
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2024/06/19
みやざきLFP 令和6年度 第2回研修会を開催しました
令和6年6月11日(火)、ニューウェルシティ宮崎にて、みやざきLFPパートナー、関係事業者、国・県・市町村・関係機関等の合わせて78名が参加し、令和6年度第2回研修会を開催しました。
はじめに、県からLFPで活用できる補助事業について説明があり、その後の第1部では、みやざきLFP事務局でフードビジネス相談ステーション長の柚木崎が「第1回研修会ワークショップ(分科会)の振り返り」と題して、第1回研修会では、生産者、加工業者、食品卸業者、運送業者、観光業者、デザイナー等の多様な事業者が、「未利用資源活用」、「地域活性化」、「輸出」、「観光・ツーリズム」の4つの分科会に分かれて地域課題の解決に向け、様々な意見が出されたことを紹介しました。
次に中央LFP事務局の佐藤コーディネーターから、各分科会について総評とアドバイスがありました。
①未利用資源活用分科会
未利用資源、B級品を強調するのではなく、宮崎県内のデザイナーやコピーライターが参加者全員が取組みやすい表現(ネーミングやビジュアル)を検討してはどうか
➁地域活性化分科会
町や村の課題を県全体でも通用し、広く共有できる仕組みづくりをアウトプットしてみてはどうか
③輸出分科会
輸出経験豊富な事業者が参加していた
④観光・ツーリズム分科会
単品商品だけで観光客を誘致するのは難しいため、希少性のある体験型のコンテンツと、シズル感のある県産素材を掛け合わせた企画をしてみてはどうか
第2部では、3名のパートナーが補助事業への応募を検討しているプロジェクトの説明と連携の呼びかけを行いました。
①西米良村希少柚子を中心としたローカル食文化価値化プロジェクト
ゆずファクトリー 濵砂氏
➁宮崎県産グリーンパパイア活用プロジェクト
パパイア王子 岩本氏
③みやざき備蓄食プロジェクト
宮崎食研有限会社 田原氏
第3部では、各プロジェクトによるワークショップ(意見交換会)を行いました。
「西米良村希少柚子を中心としたローカル食文化価値化プロジェクト」では、多忙な生産者が柚子生産に専念できるよう、県内の事業者が連携し、商品開発や製造・販売・流通するための仕組みづくりの検討が行われました。また、西米良村の香り高い青柚子のブランド化に関する話し合いが熱心に行われました。
「宮崎県産グリーンパパイア活用プロジェクト」では、県内で生産量が増えつつあるグリーンパパイアのロス活用を目的に、運動時の栄養補給や日常でも災害時でもおいしく食べられる県産素材を複数活用したプロテインバーの開発や、グリーンパパイアの豊富な酵素に着目した新商品の検討が行われました。
「みやざき備蓄食プロジェクト」では、主に備蓄食の運送、輸出に関する協議が行われ、防災の面では、災害時の初動3日間の備えが重要であることや、家庭でのローリングストックに宮崎県の企業が開発した備蓄食が活用できるのではないかとの意見が出されました。
当研修会を通じて、各プロジェクトの課題設定や実施ステップ等を含めた事業計画作成につながる貴重な機会になりました。
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第2部:パートナーによるプロジェクトの説明(宮崎県産グリーンパパイア活用プロジェクト)
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第3部:ワークショップの様子1(西米良村希少柚子を中心としたローカル食文化価値化プロジェクト)
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第3部:ワークショップの様子2(みやざき備蓄食プロジェクト)
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みやざきLFP 令和6年度 第1回研修会を開催しました
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令和5年度の取り組み
みやざきの想いつながる夢ひろがる小麦粉・米粉プロジェクト
宮崎県は、大消費地から遠隔地にあることで農産物等の輸送コストがかかり、収益率が低いことから、農産物等の高付加価値化、収益率向上を目指し、多様な事業者から成り立つ大きなプラットフォームを形成しています。
プラットフォームは、いくつかの分科会(輸出、観光・土産、機能性、未利用資源・食品ロス、物価高騰[小麦・米粉])に分かれて活動。事務局は、プロジェクトの紹介を行い事業者を募り、マッチングを行っており、普段出会うことがない事業者が結びつき、複数の新たなビジネスが創出されています。
前年度の発表会を通じて「県産小麦・米粉を活用したプロジェクト」とそのほか合計6プロジェクトが誕生しました。
令和4年度(PDF・取組事例集より) 令和3年度(PDF・取組事例集より)
連絡先
宮崎県 農政水産部 農業流通ブランド課
0985-26-7847
みやざきLFP事務局(みやざきフードビジネス相談ステーション)
0985-89-4452
LFP担当者をお呼び出し下さい。