ローカルフードプロジェクト(LFP)ローカルフードプロジェクト(LFP)

群馬県

活動報告

2024/08/01

令和6年度 ぐんまLFPの第1回戦略会議を開催しました

令和6年7月29日(月)、メトロポリタン高崎にて、令和6年度 ぐんまLFPの第1回戦略会議を開催し、ぐんまLFPパートナー33名(会場22名、オンライン11名)が参加しました。

今回が初めての参加という方のために、冒頭、中央LFPコーディネーター近藤氏より、「LFPについて」の説明、続いて、群馬県農政部ぐんまブランド推進課茂木氏より「間接補助事業」についての説明がありました。補助事業に関しては、申請方法などがやや複雑ですが、昨年の事例をベースに、県やぐんまLFP事務局等がサポートをしていく旨が参加者へ伝えられました。

その後、リアル会場で参加されている方のみ、持ち時間1分で1人ずつ自己PRを行いました。他業種とのコラボレーションを行いたい方、新しい分野にチャレンジしたい方、具体的なプロジェクトテーマが決まっている方など、さまざまな発表がありました。

その後、中央LFPコーディネーター近藤氏より「プロジェクトの作り方」についての講義があり、「現代のライフスタイルに対する価値提案」を共通テーマとし、各チーム4~5名程度で下記5つのプロジェクトチームに分かれました。

A おいしい防災食品

B 地域を訪れたくなる魅力的な商品

C 耕作放棄地の価値化

D 県産品の名物化

E 心と身体のための発酵

各プロジェクトに沿った「地域資源(食品/非食品)」「地域課題」「社会的背景/ニーズ」などについて、付箋を活用して洗い出したのちに、商品企画案をまとめました。

ワークショップ内では、途中経過の発表の後、他のテーマへ移動する席替えタイムを設けました。しかし、参加者同士のディスカッションは仮マッチングとは思えないほど大変白熱しており、ほとんど席替えは行われずに、ディスカッションが進みました。

最終発表では、

A おいしい防災食品

→学校給食を絡めた自治体のローリングストックに寄与できる商品開発

B 地域を訪れたくなる魅力的な商品

→外国人観光客をターゲットに体験することをメインにした酒蔵ツーリズムの企画案

C 耕作放棄地の価値化

→オリーブの栽培により農家の高収入が望めるような商品開発案

D 県産品の名物化

→さまざまな県産品の魅力と地域課題の解決を融合させた商品開発案

E 心と身体のための発酵

→和食離れが進む若い方をターゲットにし、ワンハンドで気軽に食べられる発酵食品を使用した商品開発

と、各テーマの色が感じられる発表がありました。

戦略会議終了後も、積極的に各パートナーの交流が行われ、本マッチングに向け、新たなアイディアを得たり、新しいつながりを構築できた戦略会議となりました。

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プレスリリース

令和5年度の取り組み

豚肉・有機小麦に注目!ぐんま食材の魅力発信!

群馬県では豚肉や小麦などの生産が盛んなものの、これら県産食材の魅力が県民にさえ認知が低いという課題がありました。

地域の若手生産者が中心となり、製麺、宿泊、カフェ経営、デザインやコンサルティングなど地域で活動するさまざまな事業者に加え、主婦や大学生など多様なメンバーがプラットフォームに参画。また事業者同士で声を掛け合いメンバーが増えており、自主的な勉強会や交流会を開催するなど自発的なプラットフォームを形成しています。

群馬県内の多様な生産者と連携し駅弁を開発するLFPAPの「駅弁プロジェクト」と、群馬県内の粉食文化を研究し新たな価値を次世代につなぐ“ふじおかりんく”の「konamon Lab.プロジェクト」の2つの任意団体が立ち上がりました。駅弁プロジェクトでは群馬の魅力発信のため、養豚農家や牧場経営者、オリーブ農家、製麺業者、弁当製造者、うつわ演出家、デザイナーなどが協働で地産の駅弁開発を進めています。konamon Lab.プロジェクトでは、生産者や製麺業者、コンサル会社、デザイン会社、カフェ経営者、弁当製造者、宿泊業者など地域で活動する事業者に加え、主婦や大学生も参画し、多様な群馬の粉食文化(うどん、じりやき、焼きまんじゅうなど)に新しい価値を掛け合わせた商品の研究を行っています。

詳細はこちら(PDF)

連絡先

群馬県 農政部 ぐんまブランド推進課

027-226-3133

LFP担当者をお呼び出し下さい。

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