ローカルフードプロジェクト(LFP)ローカルフードプロジェクト(LFP)

宮城県

今年度取り組んだ
プロジェクトメンバーの声

異業種連携から生まれる発見
規格外の梅干しが開く新たな可能性

(株)舘島田ファームDero 代表取締役 大泉太貴彦さん

(株)舘島田ファームDero 代表取締役

大泉 太貴彦さん

当社は梅の生産と梅干しの製造をしていますが、実は梅を漬ける過程で約1割が規格外品となってしまいます。梅の生産量を増やしていく中で、規格外品を活用できないかと考えました。また以前から「角田市を代表する特産品を作りたい」という思いがあり、このプロジェクトに取り組み始めました。
開発したのは、焼き梅干しと梅干しを粉末加工した梅のパウダーです。無添加の梅干し本来のおいしさを伝えられるよう、加工業者の方と一緒に考案しました。現在は飲食店の方にアドバイスをいただきながら、販路や活用方法などを模索している段階です。
異業種の方と話し合いを重ねる中で、和菓子や洋菓子、練り物などに使用できるという発見があり、梅干しの可能性が大きく広がりました。また、さまざまな方とつながることで生産者目線では気付くことのなかった知見を得ることができ、LFPに参加して本当に良かったと思います。今後もこの取り組みを通じて、角田市や梅干しの認知度向上を図っていきたいと考えています。

活動報告

2024/10/21

みやぎLFPビジネスアイデア検討会を開催しました

令和6年9月18日(水)、みやぎLFPビジネスアイデア検討会を開催し、生産者や加工事業者、流通販売事業者など、計30名が参加しました。

まずはじめに、宮城県食品産業協議会 会長 鈴木彦衛氏から開会挨拶がありました。25年ほど前に宮城県のみの食材を活用し、宮城県の事業者で力を合わせて作り上げたという宮城県で未だ愛される味噌を紹介し、今後のみやぎLFPへの期待を込めたお話をしていただきました。

次にエリア事務局よりみやぎLFPの概要や前回のキックオフ検討会での振り返りがあり、前回のワークショップで出たアイデアを改めて確認し合いました。

ワークショップは5グループに分かれて実施し、各グループでは活用する地域資源や地域課題からビジネスアイデアやビジネスプランを話し合いました。ワークショップの最後には各グループごとにビジネスプランを発表し、全参加者で投票を行いました。宮城県の現状を参加者それぞれの目線で話し合い、とても活発な議論の場となりました。

最後に宮城県食品産業協議会 顧問 淺見紀夫氏と、中央LFP事務局コーディネーター 金子和夫氏からの講評をもってみやぎLFPビジネスアイデア検討会が終了しました。

今後に繋がるとてもよいビジネスアイデア検討会となりました。

令和5年度の取り組み

県産農産物のフル活用によるフードロス削減で新たなビジネスを創出

県内に一次加工事業者の担い手が少なく、農産物の生産・一次加工から最終商品製造・販売までのサプライチェーンが充分に構築されていなかった課題に対し、県内加工・販売のバリューチェーンの構築を目指し、製麺会社、老舗の製菓業者、酒造会社など食品関連企業を中心に、農業法人や卸・小売企業、観光関連企業、大学研究機関などが加わり、プラットフォームを形成しています。

今年度は「食農連携による枝豆とサツマイモのフル活用」を目指し、枝豆のサヤを含む粉末を蕎麦に練り込んだ「ずんだ麺」や割れや曲がりのあるサツマイモペーストなどの開発に取り組んでいます。

詳細はこちら(PDF)

令和3年度(PDF・取組事例集より)

連絡先

宮城県 農政部 食産業振興課 食ビジネス支援班

022-211-2812

LFP担当者をお呼び出し下さい。

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