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お知らせ

LFPながの第4回意見交換会を開催しました

12月19日、JA長野県ビルにてLFPなが第4回意見交換会を開催しました。

進行中のプロジェクトなどから、信州産小麦の利用拡大に有効と思われる技術について意見交換が行われました。

株式会社大福食品工業の営業・企画デザイナー新井愛美氏からは、クリームコロッケの原料を信州産小麦に切り替えるにあたって、配合の改良点や今後の改良の余地について発表がありました。信州産ならではの特徴を活かした工夫が見られる内容でした。質疑では信州産を使用することで発生するコストの問題についてなどの質問がありました。

アサヒ酵母株式会社の常務取締役安藤和男氏からは、信州産小麦100%のコッペパン製造を目標に、今後解決していきたい課題として、加水率やオイルの発酵時間などの製造過程や、学校給食の製造の際に支給される原料の問題について発表がありました。信州産小麦の特徴である給水率の高さを活かした調整が行われていて、味については満足いくものの製造に既に成功しているといった内容でした。

信州大学農学部の教授藤田智之氏からは、小麦を栄養価の高い小麦粉に変えることができる高圧加工の特許技術について解説がありました。加工によりポルフェノール成分量の富化や、腐敗の抑制効果が期待できる技術であり、沢山の参加者が興味関心を持ち、技術導入の検討など活発な意見交換が行われました。

終盤にはLFPながのの活動がメディアに取り上げられたニュース映像の共有も行われました。

有益な情報提供が行われた有意義な意見交換会となりました。

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