【とちぎLFP第二回研修会開催】
8月31日、栃木県宇都宮市のろまんちっく村にて、LFPパートナーの食品製造事業者や流通事業者などオンラインを含め約30名が集まり、生乳の消費拡大につながる家庭向け乳製品の開発をテーマにワークショップを開催しました。
栃木県 農政課の沼尾主査から地域課題に対応した提案であることの重要性などLFP提案の方向性についての説明と、とちぎLFPコーディネーター 近藤氏から実際の地域事例を参考にビジネスシートを使ったワークショップの進め方について説明が行われました。
その後は５つのチームに分かれ、ビジネスシートに沿って、地域資源、地域課題、ターゲットと利用シーン、コンセプト、商品内容、未来のビジョンについてアイデア出しや意見の交換が行われました。
チームごとに栃木県 沼尾主査、コーディネーター 近藤氏、Commuh Design 鹿島田氏などがファシリーテーターの役割を担い、アイデアがまとまるように議論が進められました。
後半では、各チームの代表から「生乳を使ったアイスクリーム」「多様なチーズ製品の商品化」「健康志向に応える商品」など様々なアイデアの発表があり、顧客ニーズ、製造方法、輸送方法などの観点から意見交換が行われました。
オーバーツーリズムや後継者問題など、地域課題についての意見も飛び交う充実したワークショップになりました。
今回発表されたアイデアを参考に、商品開発のメインとなる事業者を決定する予定です。
