やまがたLFP第2回研修会を開催しました
先日、やまがたLFPの第2回研修会を開催いたしました。
【開催概要】
日時:9月18日(水)14時~
会場:山形県総合運動公園 大会議室
参加:44名(会場、オンラインの合計)
※LFPパートナー、関係事業者、国、県、関係機関等が参加いたしました。
主な内容:
①前回の振り返り
②「地域課題を解決するための商品開発」
(有限会社マイティ―千葉重 代表取締役 兼 LFP総合プロデューサー 千葉 大貴氏)
③県産農林水産物を活用した新ビジネス創出ワークショップ
④未利用資源 発表会
⑤名刺交換会/個別相談会
前半は、LFP総合プロデューサーの千葉氏より「地域課題を解決するための商品開発」というテーマで講演いただきました。
山形県における地域課題を紅花産業の事例を通じて、時代の変化を「連携」と「変革」によって乗り越える必要性や、
連携を通じて価値の共有や関係性の構築が可能になり、地域や産業が抱える課題を整理することが重要であるといったお話いただきました。
また、事例紹介の中では、ワークショップを通じて、紅花産業に関わる人々が隠れたニーズを発見し、新しい価値を創造した成功事例も紹介されました。
後半は、プロジェクトの始動に向けて、5つのテーマに分かれてワークショップを実施しました。
【テーマ】
①地域に眠る山形県産品の首都圏への販路開拓
②ラ・フランス残渣の利活用
③未利用資源を活用したパスタの開発
④県内外事業者との輸出連携
⑤その他の地域資源や、新しいビジネス
各参加事業者がそれぞれ興味のあるテーマに参加し、地域の資源の活用や課題解決の方法、商品開発の可能性について活発な意見交換が行われました。
あるグループでは、「落花生の殻の活用方法が見つからない」という相談があり、食べ物以外の用途を検討するという新しい視点が提案されました。
また、別のグループでは、未利用資源を実際に試食しながら話し合うなど、様々な可能性を検討する議論の場となりました。
研修会は終始和やかな雰囲気で進行しつつも、各グループで積極的な議論が展開され、プロジェクトの始動に向けた強い意志が感じられる有意義な会となりました。