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ぐんまLFPの第2回研修会を開催しました

令和6年9月20日(金)群馬県庁32階官民共創スペースNETSUGEN(ネツゲン)にて第2回研修会を開催しました。参加者はぐんまLFPパートナー、関係者等合わせて20名です。

初めに中央LFPコーディネーター近藤氏より「LFPについて」・「ブランドデザインとニーズの掘り起こし」と題して講義が行われました。商品開発に必要な知識として、与える情報(デザイン)によって変動する商品への期待・デザインはお客様との接点になること、顧客ニーズの引き出し方を具体例とともにわかりやすい説明があり、参加者は投影されている資料に見入る様子が見受けられました。

次に、特別講師:株式会社萌す(きざす)の後藤氏より輸出の現状・商品表示方法の失敗例など経験に基づく講義がありました。後藤氏は青果・果物・鮮魚・和牛・米加工品・酒類等の商品を海外ミシュラン店・アッパー向けスーパー・海外クルーズ船レストラン等へ小ロットから大規模商社を通さずに直接輸出を行っています。

休憩後、後半の部ではシンガポールに中継し、現在ビーガンお弁当事業を行うシュー・ユェンシャオ・ケナード氏から商品づくり・海外トレンド・価格帯についてヒアリングを行いました。ケナード氏はシンガポール国立大学日本研究科を卒業後、九州大学・京都大学・岡山大学への留学経験があり、すべて日本語でやり取りがされ、終始和やかな雰囲気で行われました。医療費の高いシンガポールならではの、健康志向トレンド食(こんにゃく米・炭水化物少なめなハーフ丼)といったリアルなシンガポールを知る興味深い内容でした。一般食の方でも健康のためにビーガン弁当を召し上がり、ビーガン・ベジタリアンには宗教故の選択もあるので提案できない商品(玉ねぎ・ニンニク等)があること、地域により人種が異なるため注意が必要なことの話がありました。また、こんにゃく・梅などぐんまLFPで立ち上げているプロジェクトを想定した、輸出へのアドバイスもあり、参加したパートナーからは積極的に質問が飛び交っていました。

今後の展望として、株式会社萌す 後藤氏より「ぐんま弁当輸出事業」の提案をいただきました。年度内の完成をめざし、ぐんまLFP全体での取り組みとして輸出に向けた活発な意見交換が交わされました。

 

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