令和6年度 ぐんまLFPの第1回戦略会議を開催しました
令和6年7月29日(月)、メトロポリタン高崎にて、令和6年度 ぐんまLFPの第1回戦略会議を開催し、ぐんまLFPパートナー33名(会場22名、オンライン11名)が参加しました。
今回が初めての参加という方のために、冒頭、中央LFPコーディネーター近藤氏より、「LFPについて」の説明、続いて、群馬県農政部ぐんまブランド推進課茂木氏より「間接補助事業」についての説明がありました。補助事業に関しては、申請方法などがやや複雑ですが、昨年の事例をベースに、県やぐんまLFP事務局等がサポートをしていく旨が参加者へ伝えられました。
その後、リアル会場で参加されている方のみ、持ち時間1分で1人ずつ自己PRを行いました。他業種とのコラボレーションを行いたい方、新しい分野にチャレンジしたい方、具体的なプロジェクトテーマが決まっている方など、さまざまな発表がありました。
その後、中央LFPコーディネーター近藤氏より「プロジェクトの作り方」についての講義があり、「現代のライフスタイルに対する価値提案」を共通テーマとし、各チーム4~5名程度で下記5つのプロジェクトチームに分かれました。
A おいしい防災食品
B 地域を訪れたくなる魅力的な商品
C 耕作放棄地の価値化
D 県産品の名物化
E 心と身体のための発酵
各プロジェクトに沿った「地域資源(食品/非食品)」「地域課題」「社会的背景/ニーズ」などについて、付箋を活用して洗い出したのちに、商品企画案をまとめました。
ワークショップ内では、途中経過の発表の後、他のテーマへ移動する席替えタイムを設けました。しかし、参加者同士のディスカッションは仮マッチングとは思えないほど大変白熱しており、ほとんど席替えは行われずに、ディスカッションが進みました。
最終発表では、
A おいしい防災食品
→学校給食を絡めた自治体のローリングストックに寄与できる商品開発
B 地域を訪れたくなる魅力的な商品
→外国人観光客をターゲットに体験することをメインにした酒蔵ツーリズムの企画案
C 耕作放棄地の価値化
→オリーブの栽培により農家の高収入が望めるような商品開発案
D 県産品の名物化
→さまざまな県産品の魅力と地域課題の解決を融合させた商品開発案
E 心と身体のための発酵
→和食離れが進む若い方をターゲットにし、ワンハンドで気軽に食べられる発酵食品を使用した商品開発
と、各テーマの色が感じられる発表がありました。
戦略会議終了後も、積極的に各パートナーの交流が行われ、本マッチングに向け、新たなアイディアを得たり、新しいつながりを構築できた戦略会議となりました。